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院長 よもやま話

小型犬を飼われている方に多いお悩みのひとつに『膝蓋骨脱臼(パテラ)』と呼ばれる状態があります。
膝蓋骨脱臼についての説明は省きますが、この膝蓋骨脱臼は、脱臼そのものが痛みやびっこの原因となることもあれば、日常的に脱臼しやすい足をかばってしまうことで腰痛を起こす原因となったりするため、ご自宅でのケアが必要になる状態のひとつです。

この膝蓋骨脱臼の原因のひとつとして「お皿がはまる部分の溝が浅い」とか「膝関節が内側(または外側)に曲がっている」という元々の骨格上の問題があります。骨格自体は生まれつきのことが多く、その部分のコンディションが悪い場合には手術による対応もやむを得ないこともあるとは思いますが、脱臼が軽度である場合には、人工的な骨格の矯正をしなくても膝周りの筋肉を鍛えることで膝のずれをカバーすることが可能です。


では、どうやって膝周りの筋肉を鍛えるのか?
しっかりした筋肉をつけるために大切なのは日々の食事と運動です。

まず食事に関しましては、筋肉の元となるタンパク質、脂質、ビタミンミネラルをバランスよく含んだ食事を意識すること。手作り食にこだわる必要はありませんが、酸化が進み劣化した食事はお勧めできません。おやつばかりの偏った食生活も控えるべきでしょう。

そして、日々の継続した運動。活発な運動が可能な子であれば、とにかくお散歩で歩く。ある程度負荷をかけることが可能な状態であれば、坂道(上り坂)を歩くことを積極的に行ってください。上り坂を使うことで自然に体重が後肢にかかってきますから、坂道を上ることが十分な筋トレになります。また、人でいう競歩のように、走る一歩手前のペースで歩き続けることも有効です。

ここまで説明した時点で、「先生、それって、人にとっても筋トレですよね…」という、飼い主様のぼやきもよく耳にします(笑)確かに、犬が疲れる運動は、一緒に歩いている人にとってもそれなりに疲れる運動になりますよね。

 

 

もちろん、一緒に運動していただくことも大切だと思いますが、飼主様がどうしてもしんどい場合や、または過度の運動が(人も犬も)制限される場合(心臓や肝臓などの内臓に疾患があるなど)は、お散歩中に何度もオスワリをさせて、そこから立ち上がる運動を取り入れることも有効です。お散歩中に自分の横の位置でオスワリをさせ、オスワリが上手にできたら、たくさんほめてまた歩き出す。それをお散歩中に何度も何度も繰り返す。しつけと筋トレを兼ねたトレーニング方法です。

ただただ歩くだけのお散歩よりも、何度もわんこと目があい、さらにたくさんほめて触ることでわんこの喜ぶ姿を見ることもできて、人も犬も楽しくお散歩することができますよ!

 

 
どうしても運動というと大変なものと思いがちですが、飼い主様のやり方、捉え方次第で楽しいコミュニケーションの手段にすることができます。ぜひ、楽しみながら、日々の生活に運動(筋トレ)を取り入れてみてください♪

 

 

以上、院長のよもやま話「坂道運動/オスワリトレーニングのすすめ」でした。

 

 

 

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