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院長 よもやま話

〜“冷凍野菜”とはなんぞや?〜
その名の通り、お野菜を凍らせたものです。ただし、“生”の状態で凍らせていることがポイントです。 

 

「手作りに思い切って変えてみたけど、おなかの調子がなかなか整わなくて…」


というお話は、実は意外によくあります。普段、手作りごはんをおうちで食べていない子をホテルでお預かりした際に手作りごはんを給仕すると、便が緩くなってしまうということもままあります。『腸内環境が手作り対応になっていないから』という一時的な状況で生じてくる場合が多いのですが、元々腸のトラブルが存在していて、固いものや大きなものを消化吸収しきれず、未消化な状態で小腸を通過するために生じることもあります。

 
“愛犬・愛猫のため”と、よかれと思ってはじめた手作り食なのに、消化吸収が不十分で栄養吸収ができず、痩せてしまったり体調を崩してしまうとなったら本末転倒ですし、なにより軟便〜下痢が続くペットの姿を見るのは嬉しいことではないですよね。そのため、手作り食に切り替えができずに悩まれてしまう 飼主様も多く、なかなか難しい問題だったりします。

 
その部分を出来る限り解消するためにこれまでおススメしていた調理法は

などなど…だったのですが、飼主様に教えていただいた方法が新たにひとつ加わりました!

 

『生の野菜をいったん冷凍してから調理をする』方法です。

 

 

 

 

ではなんのために野菜を凍らせるのかと言いますと…

野菜には元々60%ほどの水分が含まれています。野菜を冷凍すると、細胞中の水分が凍り氷の結晶に変わります。水は氷ると膨張するという特徴があるため、細胞の中で膨張した氷の結晶は、野菜の細胞膜や細胞壁を押し潰し破壊します。その結果、細胞が壊れ、組織が柔らかくなり消化しやすい状態になるんですね。
その状態からさらに火を通すことで、より組織が崩れやすくなるので、消化吸収が苦手な子にも優しい♪調理方法になるというわけです。

 
この方法を教えてくださった飼主様のワンちゃんは、この方法でごはんを作り始めてからおなかの調子が安定し、安心して手作りを続けられるようになったんだとか。嬉しいご報告&飼主様の工夫と愛情を感じさせていただいて、私もハッピー♪です。


もちろん、特におなかのトラブルがない子たちでも、消化吸収の効率が上がって栄養が取り込めるようになることは間違いありませんので、ぜひ日々の手作り食に取り入れていただければと思います。

 

 

以上、院長のよもやま話「冷凍野菜のススメ」でした。

 

 

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※各種症状でお悩みの場合は、獣医師までご相談ください。
(診察のご予約はこちら


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